タブレット端末の世界市場は2014年初頭に冬眠に入り、長く続いた燃えるような成長は終わったという調査結果が5月1日に示された。IDCの報告書によると、最近発売されたノートPCのようにも使えるPCを含めたタブレット端末の2014年第1四半期における売上は、合計5040万台だった。これは、前年の同時期に比べてわずか3.9%の増加で、2013年第4四半期を含む繁忙期のホリデーシーズンに比べて35.7%の減少となった。IDCによると、この市場は飽和状態に悩まされており、多くの人々はタブレット端末の代わりに画面の大きなスマートフォン、つまり「ファブレット」を使用しているという。