日本のアルベルト・ザッケローニ監督は5月12日、ワールドカップの代表チーム23人を発表した。ACミランの本田圭佑選手などヨーロッパに拠点を置く選手12人が選ばれたほか、ベテランストライカーの大久保嘉人選手が選出されて驚きを添えた。
予想通り、本田選手はマンチェスター・ユナイテッドのミッドフィルダーの香川真司選手とマインツのフォワード岡崎慎司選手とともに指名された。ホンダ選手はミランに所属して以来、CSKAモスクワとの試合で1ゴールしか決めていないが、日本の予選では重要な役割を果たした。
「最終的に、積極的に攻撃する選手を選ぶことにした。この顔ぶれなら我々独自のサッカーができるチャンスが最大だと感じた」とザッケローニ監督は語った。
昨シーズンのJリーグでトップスコアラーだった大久保選手は、2010年ワールドカップ時の岡田武史監督からこのイタリア人(ザッケローニ監督のこと)が引き継いで以来、ザッケローニ監督には一度しか招集されていないが、チームに加わった。大久保選手は今シーズン、川崎フロンターレで8ゴール決めており、ザッケローニ監督が大久保選手をチームから外すのは難しかった。
2002年に韓国とワールドカップを共催した日本は、連続5回目のワールドカップへ向けた準備を進めており、コートジボワール、ギリシャ、コロンビアとグループCで対戦する。