5月12日、アルコールによって毎年世界中で330万人が死亡していると世界保健機関(WHO)が発表した。飲酒運転、アルコールが引き起こした暴力や中毒、数多くの病気や障害を含め、毎年世界で20人に1人がアルコールが原因で死亡している。「これは実に、10秒に1人の死亡に換算される」とWHOのメンタルヘルス・物質乱用部門を率いるシェカール・サクセナ氏は話した。
飲酒は、肝硬変や一部のがんを含め、200種類以上の健康障害に関連している。また、アルコールの乱用は、結核、HIV、肺炎などの感染症にかかりやすくする。