日本は王者オーストラリアを1-0で勝ち、女子アジア杯で初優勝した。
なでしこジャパンの佐々木則夫監督は5月25日にベトナムで開催されたそのトーナメント(アジア杯のこと)に3度目の挑戦で優勝した。このトーナメントはカナダで開かれる来年のワールドカップの最終予選も兼ねていた。
「厳しい試合だったが、選手たちは本当によく闘いました。今日のミーティングで、私たちはこの大会で優勝することがわれわれにとっていかに大切かを話し合いました。そのおかげで、選手たちは自分たちの目標を実現することができました」とホーチミン市での決勝の後で佐々木監督は語った。
「今回は私の3度目の挑戦、3度目の正直でした」
岩清水梓選手が28分にヘディングシュートで先制し、君臨しているワールドカップチャンピオン(日本チームのこと)は、前半のほとんどを攻撃で優位に立ち、オーストラリアはゴールを打つチャンスがほとんどなかった。
キャプテンの宮間あや選手はコーナーキックでグランドの中央部分にボールを蹴り出し、宇津木瑠美選手がそのボールを左足でネットに送り込み、そこで岩清水選手がオーストラリアの選手を越えてヘディングをし、ボールはゴールラインを割った。
「このタイトルは本当に獲得したかったです。やっと今、勝ち取ったのだと分かってきました」と岩清水選手は述べた。