数十年前に北朝鮮が誘拐した日本人の行方について、北朝鮮政府が約束した再調査の件で、日本政府がさらに情報を求め、最新情報を得るために、政府は北朝鮮の職員を日本に招くことを計画していると、6月1日に政府筋が発表した。
日本は長らく停滞していた拉致問題について、日本に北朝鮮の職員を招くこととによってと、外交官や警察庁の職員など日本の職員を北朝鮮に派遣することによって、先に進めることを望んでいると、政府筋は述べた。
北朝鮮の職員を日本に招くという計画については、今月下旬に東京で、両国が実務協議を開くかもしれないと、事情をよく知る関係筋は語り、そのような展開は北朝鮮が全面調査を開始して、日本が北朝鮮への制裁を緩和してから実現する可能性があると付け加えた。
日本から北朝鮮へ科している一方向の制裁には渡航制限も含まれている。
拉致問題についてのこの最新の展開の前に、1970年代から80年代にかけて誘拐された17人の日本人のうち、日本政府がリストアップした12人の行方不明の日本人の安否を調べることに北朝鮮が同意したと、日本と北朝鮮は5月29日に発表していた。