英国の科学者たちは5月20日、携帯電話の使用による子どもの発達中の脳への影響に関する大規模な政府委託の調査を開始した。
ロンドンの約2500人の子どもたちは、11歳と12歳の時点で調査され、その後、2年後に再び調査され、携帯電話やその他のワイヤレス技術の使用状況の変化との関連性において子どもたちの認知能力がどのように発達するかを調べる。
ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ認知神経科学研究所の副所長、パトリック・ハッガード教授によると、「子どもを対象とした同種の追跡研究としては世界最大規模」だという。