紛争地域での強姦に焦点を当てた会議はロンドンで6月13日、ソマリアからコソボに至るまで数百人の参加者が大量に寄せられる国際的な支援に勇気づけられ、明るい雰囲気で閉幕した。
アメリカのジョン・ケリー国務長官は参加者に対し、「性暴力を闇の時代と歴史の本に追いやる」時が来ていると語った。
この4日間のサミット(国際会議のこと)には、活動家、外交官、強姦被害者などが参加し、女優のアンジェリーナ・ジョリーさんと、イギリスのウィリアム・ヘイグ外相の共催だった。主催者は、紛争における性暴力を終わらせると誓った宣言に155カ国が署名したと発表した。
国連の特別大使のジョリーさんは、パートナーのブラッド・ピットさんと最終日に到着した。「このサミットの成果の一つは、このテーマが今しっかりと国際外交のテーブルの上にのったことだと思う。そして、私たちはこれから、確実にそうあり続けるよう取り組んでいきましょう」とその女優(ジョリーさんのこと)は語った。