日本の本田技研工業(ホンダ)は6月23日、発火の恐れがあるエアバッグの欠陥のため、世界中で200万台以上の車をリコールした。ホンダによると、このリコールは2000年8月から2005年12月にかけて製造された約203万3千台の車が対象になるという。リコールを受けるのは、人気のあるフィットやアコードのモデルを含む合計13種類の自動車。助手席のエアバッグの膨張装置が不適切に製造された推進装置に組み込まれた可能性があると、日本で3番目に大きな自動車会社(ホンダのこと)は発表した。これと同じ膨張装置の問題により、最大手の自動車メーカーであるトヨタも世界中で何百万台もの自動車をリコールしている。