日本政府は7月1日、集団的自衛において武力攻撃下にある同盟国を自衛隊が防衛できるように憲法を解釈し直すことを承認した。これにより、平和主義の信条が危険にさらされるという非難の中で、戦後の安全保障政策から逸脱することとなった。
安倍晋三首相は、世界の平和と安全保障に日本が「積極的な」貢献国となることを強く求めてきた。
内閣は、自衛隊への法的な制約の見直しに関して、与党が連立間での合意を確保した数時間後にこの大きな変更を承認した。
閣議決定に基づき、日本あるいは「密接な関係にある国々」への武力攻撃のために、「国の存在が脅かされ、国民の生存権と自由と幸福の追求が覆される明らかな危険がある、」場合、日本政府は武力行使できるようになる。「他に適切な手段が何も」存在しない場合であるべきであり、武力行使が最小限に留められるべきだとしている。
数千人の人々が安倍首相の官邸の外で抗議し、憲法への変更はどんなものでも、単なる内閣の再解釈ではなく、国民投票を通じてなされるべきだと言った。