印刷用に全て表示西アフリカで発見された新種の哺乳類は、鼻の長いネズミに似ているが、遺伝的にはゾウに近縁だと、6月26日に科学者は述べた。このゾウの新種のトガリネズミはナミビアの太古の火山岩層に棲息し、赤い毛皮をまとっているために岩の多い周囲の色に溶け込んでいると、この発見に関わった生物学者チームの一人、ジョン・ダンバッカー氏は話した。 体重が最大28グラムのこの生物の遺伝学的調査によると、そのDNAは、はるかに大型の哺乳類に近かったことが分かった。「外見と行動はトガリネズミに似ているアフリカで進化したこの種が、むしろゾウに近縁であることが判明した」とダンバッカー氏は話した。