ドイツは7月13日、交代選手のマリオ・ゲッツェ選手の見事なボレーシュートのおかげでアルゼンチンを延長戦で1-0で破り、4度目のワールドカップ優勝を果たした。
ゲッツェ選手は、試合時間が終わる直前にミロスラフ・クローゼ選手の代わって参戦し、113分に今回のトーナメントでも最高レベルのゴールで試合を決めた。「信じられない感じがする。シュートを放って、何が起こっているかわからなかった。私たちにとって夢が本当に実現し、チーム全体がブラジルで成したことを誇りに思う。全くもって素晴らしかった」とゲッツェ選手は述べた。
ドイツはブラジルで1敗もせずに7試合中6勝を挙げ、アメリカ大陸で開催されたワールドカップで勝利した初のヨーロッパの代表チームとなった。ドイツがアルゼンチンを(今回と)同じ点数で決勝で破った1990年以来、初めての優勝だった。
「我々は55日間を共にし、このプロジェクトを何年も前に開始した。我々はいいプレーができると信じていた。この栄誉にふさわしい者がいるとしたら、それはこのチームだ。7試合の間、我々はこの大会で最も優れたチームだったことを示せたと思う。そして、それに備えてきた。我々のチームの精神は信じがたく、素晴らしい技術的能力と優勝を成し遂げる意志の力がある」とドイツのヨアヒム・レーブ監督は語った。