2800万人という記録的な数の外国人旅行客が今年の上半期にスペインを訪れたと7月21日に政府が発表した。イギリスとドイツの行楽客がその流れ(観光客増加)をリードしているという。外国人観光客の数は、スペインが観光客の訪問数の記録を更新した2013年の同時期の観光客数から7.3%増加した。観光はスペイン経済の主要な柱だ。10年に及ぶ不動産ブームが2008年に崩壊した後、スペイン経済は強さを取り戻すのに苦戦しており、4人に1人が失業した状態が続いている。ヨーロッパの観光客に人気があるエジプトやトルコなどほかの国々の社会不安もあり、スペインを訪れる人の数が増えている。スペインは世界で3番目に訪問者数が多い国だ。