太陽の力で進むように設計された小さな宇宙船を、スペースXのロケットに搭載して2016年に打ち上げる予定だと、米国の中心的な宇宙を愛する団体が述べた。ソーラ?セール(宇宙帆船)として知られる無人衛星のような宇宙船である、惑星協会(Planetary Society)の「ライトセール(LightSail)」は、スペースXのロケット「ファルコンヘビー」に搭載されて2年以内に軌道に到達することを目指していると、このグループ(惑星協会のこと)のビル・ナイ代表は述べた。4つの極めて薄いマイラーでできた帆を付けた、この30センチの宇宙船はその後、太陽光によって絶えずもたらされる圧力だけを動力源として、宇宙空間を航行する予定。「この大きな試みが、我々の惑星から飛び立つ先駆的なミッションの日程を定めるのを目にしてとてもワクワクしている」とナイ氏は述べた。