内側側副靭帯の部分断裂で故障者リストに入っているニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手は、ケガで欠場して以来初めて、8月4日にヤンキースタジアムでキャッチボールをした。
田中投手は、ケガ以来ボールを手に取っておらず、25球を投げた後「いい」気分で安心感を得たと話した。「一歩前進して、安心している。これが最初の一歩だと思う」と25歳の田中投手は語った。最後の試合は7月8日だった。
ケガをするまではアメリカンリーグのサイ・ヤング賞(最も優れた投手に贈られる)と新人王のトップ候補者だった田中投手は、12勝4敗をあげ、防御率は2.51だった。オールスターゲームに選出されていたが、出場しなかった。
おそらく、田中投手は早くても9月まではヤンキースのトップチーム(メジャーリーグを指す)で投球することはないだろう。