韓国の国家情報院(NIS)によると、北朝鮮は、どうやら個人の蓄財を流し出すための取り組みとして、新紙幣の発行を開始したという。
聯合(Yonhap)ニュースが8月1日に伝えたところによると、NISは韓国議会で開かれた委員会への説明で、7月30日から新紙幣が発行されていると述べた。NISによると、期間は定かでないものの、一定の猶予期限においては旧紙幣の使用や新紙幣への交換が可能だが、その後、旧紙幣は法定通貨の地位を失うことになるという。与党・セヌリ党の李負J(イ・チョルウ)議員は、「これは明らかに、人々が貯め込んだ現金をはき出させることを狙ったものだ」と話した。