西アフリカで発生しているエボラ出血熱による死者は8月8日の時点で1013人となったと世界保健機関(WHO)が発表した。死者は、この出血を伴う発熱性のウィルスが1976年に初めて文書に記録されて以来最悪の数で、エボラ出血熱に感染したことが確認された、または疑われる1848人から出ている。WHOの最新情報によると、ギニアでは373人が死亡し、次いでリベリアでは323人、シエラレオネでは315人が亡くなった。ナイジェリアでは2人の死亡が報告された。リベリアから飛行機で移動したアメリカ人男性がその病気(エボラ出血熱のこと)でナイジェリアで亡くなった後、感染した犠牲者が航空機での移動でウィルスを広めるリスクについて懸念が高まっている。