珍しい2日間のプロレスのイベントが北朝鮮で8月31日に閉幕した。北朝鮮の指導者金正恩氏の出席はなかったが、このイベントを主催した日本人のプロレスラー出身の議員アントニオ猪木氏は両国の関係がより近くなることに貢献したと確信していると述べた。
約15,000人の北朝鮮の人々の群衆で埋め尽くされた体育館での大会の後で、「私の夢はスポーツ交流を通じて世界の平和を実現することだ」と71歳の猪木氏は述べた。北朝鮮の人々の多くはプロレスの試合を見たことがなかった。
観客たちは、日本からの50人以上の旅行客といっしょにその大会を楽しんだ。日本は7月に北朝鮮への往復の自由旅行を緩和していた。
金氏はそのイベントに参加しなかったが、柳京鄭周永体育館でのその格闘技のショーは、北朝鮮の国営メディアで広く報道された。