不適切な食習慣や運動習慣によって米国の肥満率は高いままだったと、9月4日に発表された報告書が述べた。6つの州で肥満率が増加し、米国中で肥満率が減少した州は一つもなかったことが分かった。この問題は、貧困層とアフリカ系アメリカ人社会において特に顕著だと、ロバート・ウッド・ジョンソン財団と米保健トラスト(TFAH)による報告書「State of Obesity(肥満の状態)」は述べた。「肥満率は容認できないほど高く、肥満率の格差は深刻な問題だ」とTFAHの事務局長、ジェフリー・リーバイ氏は述べた。同氏は、この増加の原因はファストフードの人気上昇や不適切な栄養の選択、十分な運動ができていないことにあるとした。