日本の南西部にある熊本県の活火山阿蘇山のカルデラが9月23日に世界ジオパークのリストに追加されたと、ユネスコ世界ジオパークネットワークが発表した。阿蘇のカルデラは、世界最大級で、およそ350平方キロメートルにまたがり、日本で7番目のジオパークになった。ジオパークは、地質学的特徴の点で特に重要な自然公園と定義されている。
観光を通じてジオパークの地域開発の促進を目指している、そのパリに本拠を置くネットワーク(ユネスコ世界ジオパークネットワークのこと)は、カナダのストーンハンマー世界ジオパークでの国際会議で阿蘇のカルデラを世界ジオパークに認定する決定を発表した。
日本のジオパークのリストには、北海道の洞爺湖と有珠山、京都府・兵庫県・鳥取県の山陰海岸、高知県の室戸などがある。