ダイヤモンドのデビアスグループは9月17日、世界のダイヤモンドの産出量は2020年から減少し、この傾向は消費者にとってダイヤモンドがもっと高くなりうるということを意味すると警告した。新たに発見されるダイヤモンドの大鉱脈が少なければ、アメリカ、中国、インドでこれまでになく高まっている需要に産出量が追いつかないかもしれないと、同社は主張した。「今後数年以内に新たに大きな鉱脈が見つからない限り、2020年から供給量は徐々に減るだろうと予想される」とデビアスは述べた。
ボツワナ、南アメリカ、ナミビアにすでにある鉱山は、枯渇しつつあり、さらに深く掘る必要が出てきており、操業による利潤が押し下げられている。