ロチェスター大学の研究者らは、大きな物体を視界から隠す方法を発見した。クローキングは、物体が視界から隠されるプロセスのことで、見えなくされた物体のまわりにあるものすべてには影響がなく見える。通称「ロチェスターマント」は形のあるマントではなく、ルーペのような装置だ。ある物体が層になったレンズの後ろに置かれると、その物体は消えたように見える。「この技術は、トラックの後ろのトレーラーを不可視化して、運転手が直接後ろを見られるようにすることにも使えるのではないかと想像している」と、この手法の開発に協力した大学院生のジョセフ・チョイさんは語った。