世界最大の環境団体による新しい研究によると、約3,000種の野生動物の個体数が、これまで考えられていたよりもはるかにひどいレベルで激減したという。 スイスに本部を置くWWFが9月30日に発表したこの研究は、1970年から2010年にかけて野生動物の個体数が52%減少したことに関して、主に自然に対する人間の脅威が原因だとした。WWFは2012年に、1970年から2008年にかけての個体数の減少について28%と発表していたが、(今回の研究との)大きな差は、魚類、鳥類、哺乳類、両生類、は虫類の個体数を測定する手法の改善によって説明がつくという。新たな減少のほとんどは、熱帯地方、特に中南米で見つかった。