日本とアメリカ、中国、カナダ、インドは、30メートル望遠鏡(TMT)として知られる世界最大の望遠鏡をハワイ島のマウナケア山の頂上付近に建設しはじめた。
2022年3月に建設を完了する予定だ。日本は建設費用の約4分の1にあたるおよそ1500億円を負担する。
TMTは日本のすばる望遠鏡よりも大きくなる見込みだ。すばるもマウナケア山の頂上に建てられた。
TMTの集光力はすばる望遠鏡の13倍になる。これにより、大阪・東京間に匹敵する距離から1円玉ほどの小さなものも認識できるようになる。
日本のTMTプロジェクトチームを率いる天文学者の家正則さんは、この新しい望遠鏡は宇宙の理解を広げるだろうと述べた。