明仁天皇さまと皇后美智子さまは、10月11日に長崎を訪れ、1945年のアメリカ軍による原爆投下の被害者に対して哀悼の言葉を述べた。
両陛下は長崎平和記念公園を1995年以来初めて訪れた。1995年には第二次世界大戦の終戦から50年を記念して、広島と沖縄も訪れた。
今回の訪問は、毎年開催されている国体の開会式が10月12日に長崎県諫早市で開かれ、これに出席するための訪問の一部だった。
天皇皇后両陛下は、来年終戦70年を迎えるのを前に平和記念公園を訪れたいと思っていたと、宮内庁が述べた。
皇室ご夫妻は1945年8月9日の原爆投下を生き延びた人々数人と言葉を交わした。原爆投下では、16万人以上の人々が亡くなり、その中にはケガや放射線の影響で後になって亡くなった人も含まれている。