ダラス・マーベリックスは、国際的に活躍する日本人ポイントガードの富樫勇樹選手と契約をしたと発表した。富樫選手は今年ダラスのサマーリーグに出場した。
NBAのサマーリーグでマーベリックスのチームの一員として4試合に参加し、富樫選手(21)は(1試合あたり)平均で5.3得点、リバウンドは1.3回だった。
動きの速い(身長)1.67メートルの富樫選手は、ケビン・デュラント選手やテレンス・ロス選手、グレイビス・バスケス選手などのNBA選手を輩出しているアメリカのモントロス・クリスチャン高校に通っていた。富樫選手は2012年に高校を卒業し、日本へ帰国してbjリーグ(日本のプロバスケットボールリーグ)で活躍していた。秋田ノーザンハピネッツと契約し、2013-2014シーズンの平均得点数は16.3点、平均アシストではリーグ最多の7.6本、リバウンドは平均2.9回だった。
富樫選手は田臥勇太選手に継ぐ日本で2人目のNBA選手になることを目指している。田臥選手は2004年の終わりにフェニックス・サンズで短期間プレイした。