42日間新規感染が出ず、世界保健機関(WHO)は10月20日、ナイジェリアでのエボラ熱の終息を宣言した。死に至るウィルスを封じ込めるために今も闘っている国々の参考になるサクセスストーリーとなった。
「ナイジェリアはエボラ熱から解放された」と、WHOの代表者ルイ・ガマ・バズ氏は首都アブジャでの記者会見で述べ、ほかの職員から拍手喝采を受けた。
「これは素晴らしいサクセスストーリーだ。エボラを封じ込めることが可能であることを示しているが、1つの闘いに勝っただけだということをはっきりさせなければならない。西アフリカでもエボラ終息が宣言されてようやく闘いが終わる」と述べた。