グーグル幹部のアラン・ユースタス氏は10月24日に宇宙の端から飛び、ニューメキシコ南部の砂漠上空からスカイダイビングの記録をいくつか更新した。
ユースタス氏のジャンプはパラゴン・スペース・デベロップメント社のプロジェクトの一環だった。同社は、人が地表から高度約32キロの高さを探検することを可能にする商業用宇宙服の開発に4年間取り組んでいる。計画から開発、訓練に約3年をかけた後、ユースタス氏はヘリウムを充填した気球で日の出とともに上昇を始めた。高度41,419メートルに達するまで2時間以上かかった。彼は気球から離れ、地上へ向かって降下しはじめた。
そのダイブは、2012年のフェリックス・バウムガートナー氏の挑戦とは違って、メディアのスポットライトからは離れたところで起こった。そのオーストリア人(バウムガートナー氏のこと)は高さ39,045メートルから飛ぶという前の最高高度の記録を作った。