シフト制勤務をしている人々は、脳機能の低下を招く可能性があると、ある研究が11月4日に発表した。研究者らは、フランスのさまざまな部門で働く3000人の労働者を対象に、長期・短期記憶、処理速度、総合的な認知能力について調べた。被験者の約半分が、夜勤、あるいは朝、昼、夜で交替するシフトに分類されるシフト制勤務だった。研究者らは、シフト制勤務と慢性的な認知障害との関連性を発見した。シフト制勤務への「暴露期間が10年を上回るとこの関連性がより強く」、研究者らによると、これは年齢に関連する機能低下で言うと実年齢より6.5年分(の老化)に相当するという。