インドの警察は10月28日、トンネルを掘って銀行に侵入し、何十万ドルの価値のある貴重品を持って逃走した強盗犯らを捜査していた。
強盗たちは週末、近くの家から40メートルのトンネルを掘って、ハリヤーナー州北部に位置する国営のパンジャブ国立銀行に侵入し、現金、宝石類、その他の物品を盗んだと、地元のメディアが報道した。
インドPTI通信によると、強盗たちの盗品は数十万ドルの価値があると警察は推定している。
「ロッカールームの床は住宅でよく見られるセメントの床だったので、強盗たちの仕事は簡単に成し遂げられた」と、州の警察高官、アルン・ネルー氏は述べたと、インドPIT通信は報道した。
ローテクの鉄の道具を使った「強盗たちによって簡単に穴を開けられた」と、同氏は述べた。
強盗たちはこの襲撃で、350個以上あるロッカーのうちの77個を空にした。
10月27日にようやく、床に巨大な穴が開いていることを発見した銀行の職員らは、この銀行の床が粗末に作られていたというネルー氏の主張を否定した。
この強盗を捜査するために捜査班を設けたが、まだ逮捕には至っていないと警察は発表した。