今年は、ペンシルベニアの家族が所有する25メートルのオウシュウトウヒが、ニューヨークの有名なロックフェラーセンターのクリスマスツリーになる。この木は45,000個以上のLED電球と、1933年から使われてきた幅3メートルのスワロフスキーの星飾りで飾られる。
作業員は11月5日、その13トンの木を切り倒し、250キロメートルの旅に向けて、クレーンで釣り上げてトレーラーに載せた。マンハッタンのミッドタウンには11月7日に到着した。
その木はダン・シガフーズさん(38)と、レイチェル・ドロスディック・シガフーズさん(29)から寄贈された。二人はニューヨーク市の西に3時間ほどのところに住んでいる。
ロックフェラーセンターで毎年恒例のツリーの点灯式は何万人もの人々を集め、テレビでも何百万人以上の人々が見ている。クリスマスの後、その木はペンシルベニアに戻り、その木材はハビタット・フォー・ヒューマニティ(住宅を建てることでコミュニティを築く自立支援型NGO)の家を建てるのに活用される。