アジア太平洋の経済国の首脳陣は11月11日、中国が主導する自由貿易協定に向けた取り組みを始めることで合意し、中国政府は世界貿易の管理においてより大きな役割を担おうとする動きにおいて勝利した。
北京で開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の後の共同声明で、米国のバラク・オバマ大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領を含む首脳らは、この取り組みに関する2年間の研究を開始することを合意した。
「アジア太平洋の自由貿易地域の方向性における歴史的なステップだ」と、中国の習近平国家主席は記者会見で述べた。