ウィリアム・ウィルソンさんは、11月4日にオークションで購入した、フロリダ南西部のずっと空き家になっていた家のドアに内側からチェーンが掛けられていたのを不審に思った。
隣の家の子どもたちから、(この家の)オーナーが出て行くのを見ていないから死体を発見しても驚かないようにと彼は言われた。
しかし、主寝室の床でベッドの脇に横たわった、ほとんどミイラ化した死体を発見して衝撃を受けたと、ウィルソンさんは話した。
ケープコーラルの警察のダナ・コストン巡査部長は、犯罪だという明らかな形跡はないと述べた。
ウィルソンさんは、このオーナーが財産税を3年間支払えなかったためにこの家がオークションにかけられた後、9万6,000円(1,100万円)で購入したと述べた。
ウィルソンさんは、英語がほとんどしゃべれないベネズエラ出身の高齢の2人姉妹がこの家に住んでいて、そのうちの一人が2005年に亡くなったと知ったと述べた。
ウィルソンさんは、オーナーの様子を見てほしいと警察に2回要望があったが、警察は実行しなかったと近所の子どもたちから聞いたと述べた。
ウィルソンさんは、最近キューバから引っ越してきた義理の姉(妹)とその家族のためにこの家を購入したと述べた。
「彼女はもうこれを欲しがっていない。彼女は…ちょっと迷信深いから」とウィルソンさんは話した。