同性愛者の兄弟についてのある大規模な研究が、男性が同性愛者になる確率に遺伝子が影響を与えているという証拠をさらに追加することとなった。何人かの科学者は、いくつかの遺伝子が性的指向に影響を与える可能性があると考えている。800人近くの同性愛者の兄弟についての研究を主導した研究者たちは、彼らの研究結果が、X染色体での遺伝子について指摘する以前の論証を強化したと述べた。異なる染色体における単数または複数の遺伝子からの影響についても証拠を発見したという。
この新しい証拠は、2つの染色体における遺伝子が性的指向になんらかの影響を与えるということを示す「証明にはならないが、かなりの傾向を示している」と、この研究は述べている。