11月12日にオランダで世界初の太陽光発電する自転車用道路が公開された。この自転車用道路は、将来的に(自動車用の)道路でも使うことのできる太陽光発電を取り入れる革命的なプロジェクトだ。
「ソーラロード」と呼ばれるこの自転車用道路は、強化ガラスで覆われた太陽光パネルを埋め込んだ縦2.5メートル、横3.5メートルのコンクリート製モジュールでできている。太陽光発電セルは今のところ、発電した電力を国内の送電線へ流しているが、この後の計画には道路の街灯への電力供給に利用することも含まれている。電動自転車や電気自動車が道路や自転車走行路から非接触型充電を使って直接充電できる日がいずれ来るだろうと、このプロジェクトの開発に協力した物理学者のステン・デ・ウィット氏は語った。