新しい研究によると、世界の成人人口のわずか0.004%が、世界の富全体の13%に当たる30兆ドル(3500兆円)近くの資産を手中に収めているという。そして、おそらく驚くべきことではないが、スイスの銀行UBSによるこの調査によると、超富裕層の手元にますますお金が集中しているという。2112億7500万人の人々が、3000億ドル(35億円)以上の資産を有する「超富裕層」として認められると、この研究は述べた。そのうちの87%が男性で、平均年齢は59歳であり、4分の1近くが銀行業に就いている。超富裕層の3分の2は「たたき上げ(一代で財産を築いた人)」で、13%は遺産相続、残りはそれら両方によって富裕層に入った。