JTBによると、クリスマスと正月の休暇中に国内外の行き先へ旅行する人々の数は今シーズン合計で3045万人となる見込みで、記録に残る中で2番目に多い水準だという。しかし、12月23日から1月3日までの間に出発する予定の休暇旅行者は前年から0.3%減少すると見込まれている。前年は、休暇旅行者数が過去最高水準だった。
日本国内を旅行する人々の数は、0.2%減少すると予想される。海外を旅行する人々の数は2.9%減少すると予想され、5年ぶりの減少となる。国内で人気の旅行先には、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンや、新たにUNESCOの世界遺産に登録された群馬県富岡市の富岡製糸場などが含まれる。海外旅行の目的地には、ハワイや台湾、シンガポールなどが昨年よりも多くの旅行者を引き寄せると予想される。