西欧との緊張が高まる中、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は12月1日にアンカラで、ロシア政府が南欧での数十億ドル規模に上る天然ガスのパイプラインプロジェクトを終わらせ、代わりにエネルギー分野でトルコとの協力関係を強化することに集中すると発表した。
ロシア政府は既存のパイプラインを通じて、トルコへの天然ガス供給を増やし、その後、新たな供給網を設ける可能性があり、ギリシャとの国境へのガス配給ハブ建設でトルコと協力する可能性があると、プーチン大統領は述べた。プーチン大統領は、パイプライン計画打ち切りの理由として、計画に対する欧州の反対に言及した。