英国の小売店で販売されている生の鶏肉の4分の3近くで、死に至らしめる可能性のある食中毒を引き起こす菌が見つかったと、食の監視機関が11月27日に警告した。
カンピロバクター菌は、英国における食中毒の最も一般的な形態であり、年間で推計28万人に被害を与えており、これに対する取り組みは、食品基準庁による食の安全に関する最優先事項となっている。同庁の調査によると、試験された鶏肉の18%で、1グラム辺り1,000以上のコロニー形成単位というレベルのカンピロバクター菌が発見され、これは最高レベルの汚染であり、鶏肉の70%以上にいくらかのカンピロバクター菌が見られた。