精液にはエボラ熱ウイルスが82日間以上残存している可能性があると世界保健機関(WHO)が発表し、この病気から回復途中にある男性に対して、症状が始まってから3カ月間はコンドームを使用するよう勧めた。「エボラ熱ウイルスから回復した男性は、症状が始まってから3カ月にもわたって精液が感染力を持つ可能性があることに注意すべきだ」と、WHOは11月28日の声明で述べた。合計43人の患者を対象とする4つの研究で、エボラ熱ウイルスから回復した3人の男性の精液に生きたウイルスが見つかり、それぞれ、症状が始まってから40日、61日、82日が経過していた。この研究は、様々な国で実施された。