来春、卒業後の就職を望む高校生の70%以上が10月31日時点で内定を受け取り、1994年以来の高水準に達したと、文科省の調査で12月12日に示された。
この調査によると、内定率は71.1%で、昨年の同時期から7%ポイント上昇し、5年連続で改善が見られたという。
この数値は来年3月の卒業前にさらに上昇する可能性がある。昨年の内定率は3月までの5カ月間で30ポイント近く上昇し、96.6%に達した。
同省は、日本の高校で来春卒業する予定の高校生107万人の中の就職希望者193,000人を調査した。就職を希望する男子高校生のうち、すでに職を見つけた生徒の割合は、6.2ポイント上昇して72.9%、一方、女子高校生の数値は7.9ポイント上昇して68.3%となった。