イギリスの研究者たちは、食品をより満腹感を感じるものへと変える成分を開発し、肥満の人への初回の実験で、その成分は体重が増えるのを防ぐのに役立ったことが示されたと述べた。ロンドンのインペリアル・カレッジとグラスゴー大学の研究者たちが開発したこの成分は、脳で空腹感を減らすホルモンを放出するよう胃腸を刺激する天然の成分プロピオン酸を含んでいる。「プロピオン酸のような分子は、食欲を制御する胃腸のホルモンの放出を刺激するが、高い効果を得るためには大量の食物繊維が必要だ」とインペリアル・カレッジの医学部に所属し、この研究を率いたギャリー・フロスト氏は述べた。