JR東海は12月19日、ブレーキ技術の進歩により、新幹線のぞみの最高速度を、東京駅から新大阪駅間で時速285キロに引き上げると発表した。
JR東海はのぞみの最大速度を普段は時速270キロに制限しているが、3月14日から1日37本の新幹線で制限速度を上げる。この路線で制限速度を引き上げるのは1992年3月ぶりだ。
JR東海は、この変更は、改良されたブレーキシステムを搭載した新幹線の新型車両N700Aの導入により可能になったと述べた。速度が上がることで、日本のビジネスの2大拠点(東京と大阪のこと)が2時間22分で結ばれることになり、現在の移動時間よりも3分短くなる。
現在のところ、日本で許されている鉄道の最大速度は、JR東日本が運行する東北新幹線の時速320キロだ。