オーストラリアのほとんどの州と地域で1月1日から、同国での人工的な日焼けの取り締まりの一環で商業用の日焼けマシンが禁止される。オーストラリアは皮膚がんの発生率が世界で最も高い国の一つだ。オーストラリアのがん評議会は禁止措置を歓迎し、皮膚がんの発生率を減らすのに役立つだろうと補足した。オーストラリアの人々の3人に2人が70歳までに皮膚がんにかかっている。以前の調査によると、日焼けマシンの使用でメラノーマ(悪性黒色腫)を発生させるリスクが高まり、オーストラリアの若者の間で最もよく見られるがんだという。オーストラリアでは皮膚がんの発生率がカナダ、アメリカ、イギリスよりも2〜3倍高いと、がん評議会は述べている。