1月5日に発表された研究によると、肥満だが一時的に健康状態が良好と思われる人でも、健康状態は時を経るにつれて悪化していくという。この研究では2,500人以上の人々を20年間追跡調査した。ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジの科学者たちによる研究は、この種のものとしては最長だった。研究の目的として、「健康な肥満」は、高血圧や高コレステロールではなく、代謝系のリスク要因もない状態と定義された。181人の被験者は当初は肥満と診断され、そのうち66人は「健康な肥満」とみなされた。20年が過ぎるにつれて、肥満でも健康とされた人々の半数以上が不健康な肥満となった。