著名なサウジアラビアの聖職者は、雪だるま作りは反イスラム的だとしてこれを禁じる宗教見解を発表し、論争を呼んだ。
"宗教のウェブサイトで、同国北部における吹雪の後、父親が子どものために雪だるまを作ることは許容されるかどうかを質問され、Sheikh Mohammed
Saleh al-Munajjid氏は、「遊びと楽しみが目的であっても、雪で像を作ることは許されない」と回答した。"
同氏はイスラム教の学者たちの言葉を引用し、雪だるまを作ることは人間の像を作ることであり、この王国(サウジアラビアのこと)によるスンニ派イスラム教の厳格な解釈の下では罪深いと見なされる行動だと主張した。
これを受け、ツイッターのユーザーたちは即座に反応した。
「彼らは、自らの信仰のために何もかもを恐れている…心を病んでいるのだ」と、ツイッターのあるユーザーが投稿した。
別の投稿者は、サウジアラビアは2種類のタイプの人々に苦しめられており、それは「生活の全てに対してファトワ(宗教的規則)を求めている人々と、他人の生活の全てにおいてファトワによって介入しようと欲している聖職者」だと投稿した。
一方で、Al-Munajjid氏を支持する者もいた。「それ(雪だるま作り)は、異教徒のまねであり、欲望とエロチシズムをかき立てる」という投稿があった。