昨年は地球が観測史上最も暑くなった年だったと、アメリカ政府の2つの機関が1月16日に発表した。
ホワイトハウスは、アメリカの宇宙機関NASAとアメリカ海洋大気庁によるそれらの調査結果が、増加する世界の温室効果ガス排出量を削減するための行動を起こす必要があることを示していると述べた。
19世紀に記録を取り始めて以来最も高温だった10年は1997年以降に発生していることをデータは示している。昨年が最も高温で、2010年、2005年、1998年を上回った。
「この傾向の大部分の原因となっているのは、温室効果ガスの傾向だということが、データでかなりはっきりと示されている。したがって、この先何年も気温の最高記録更新が予想されるだろう」とニューヨークにあるNASAのゴダード宇宙科学研究所のディレクター、ギャビン・シュミット氏は述べた。