女性議員を対象にした全国調査で、女性の議員の54%以上が男性議員からの性差別的な行為や言動、暴言にさらされて、不快に感じていると回答した。
「そのような性差別は女性が議員になる上での、また、議会での活動をする上での大きな障害になっている」と、この調査を実施した非政府組織の新日本婦人会の職員が1月30日に述べた。
この調査は、全国に3,826人いる女性議員のうち964人から回答を受けた。同団体は、昨年6月に東京都議会で男性議員が女性議員にやじを飛ばした後に、調査を実施した。
調査に答えた女性の中には、他の議員に不適切な形で触られることなどを含め、深刻な嫌がらせを報告した人もいた。