化石の新たに調査したところ、最古のヘビの祖先が、従来考えられていた時代よりもさらに7000万年前に生息していたことが明らかになったと、科学者らが1月27日に発表した。これまで、化石の記録は、ヘビが地球上を約1億年から9400万年前にするすると滑って移動していたことを示唆していた。しかし、科学者の国際チームは、知られている4つの最古のヘビの化石が、イギリスのオックスフォードの探石場で発掘され、約1億6700万年前に生息していたと記述した。その化石のうち最も古代のものは、約25センチのエオフィス・アンダーウッディと呼ばれる爬虫類のものだ。エオフィス・アンダーウッディは、まだ四肢を持っていたものの、その頭骨と歯の特徴は現在のヘビと酷似している。