いじめやその他の虐待に直面しているレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランス・ジェンダー(体と心の性の不一致がある)、また、自分の性に疑問がある若者に対して、メディアは「状況はいずれ良くなる」と語るが、新しい調査もその主張を支持した。多年に及ぶLGBTQ(QはQuestioningまたはQueerの頭文字で、LGBTの範疇に入らない性的マイノリティを指す)の若者への調査で、いじめやその他の虐待の被害者になることは、心理的な苦しみと関連しているが、精神的苦痛も被害者になることも、年齢が上がるごとに減っていくことがわかった。
「待っているだけでは十分ではない。子どもたちがそのようなことを経験しなくてもいいように、早期に取り組むべきだ」とその調査の筆頭執筆者ミシェル・バーケット氏は述べた。