サム・スミスは2月8日、『ステイ・ウィズ・ミー 〜そばにいてほしい』でグラミー賞の「年間最優秀レコード賞」を獲得し、3つの主要な賞を含む4つのグラミー賞の見事な獲得を達成した。この22歳の英国のソウルミュージック歌手は、一夜限りの関係を歌ったバラードを創作するきっかけとなった名を伏せた恋人に感謝し、次のように述べた。「私の心を打ち砕いてくれて本当にありがとう。そのおかげで4つのグラミー賞を手に入れられたのだから」
ロサンゼルスのステープルズ・センターで、音楽業界の最も盛大な夜が終盤に近づくなか、「今夜は、私の人生で最高の夜です」と、スミスは観客に話した。
スミスは、年間最優秀楽曲賞、年間最優秀レコード賞、最優秀新人賞 ?? 最も栄誉ある3つの賞 ?? に加え、デビュー作の『イン・ザ・ロンリー・アワー』で最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を獲得した。わずか数年前はロンドンのバーテンダーだったスミスは、2月8日にメアリー・J.ブライジと共演した『ステイ・ウィズ・ミー』のおかげで流星のような人気上昇に恵まれた。
スミスは、ビヨンセ、ファレル、エド・シーランと同様、年間最優秀アルバム賞は逃し、これはベックの『モーニング・フェイズ』が受賞した。「このレコードの大部分は自宅で制作したので、少し遅くまで起きておいてもらった子どもたちに感謝したいと思います」と、ベックはR&Bのスター、プリンスからトロフィーを受け取る際に語った。